迩摩林業株式会社

山陰・島根県大田市「ちいさな町の木材屋さん」迩摩林業株式会社

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地松

地松とは内地松とも呼ばれる国産の松です。

地松は古くから重さを柱にきかせ構造材全体を安定させる役目を担ってきました。地松は米松に比べて強度があります。

よって社寺仏閣など強度を重視する建造物には地松指定となっていることも多々あります。また米松は直材に近いものが多いので曲り材が必要なときは地松が使われます。一般住宅でも構造材にこだわるお客様は地松を使った家に住みたいという方もいらっしゃいます。

弊社は内地松材専門店として内地赤松を取り扱っております 。

地松といえば虫喰いを想像されるお客様もいらっしゃいますが弊社の内地赤松は全て皮むきをしておりますのでご安心ください。

私どものいう虫喰いとはカミキリムシの幼虫でもあるテッポウ虫を指します 。

冬伐り

夏に伐採した原木は水分や養分を多く吸い上げているのでカビや腐りの進行が早いのです。

よって木の活動が停止している秋から冬に伐採した原木が自然乾燥材として 最適であるといえます。旬の良い時期に伐採したという意味で旬伐りとも呼ばれます。

自然乾燥と人工乾燥

製品や原木を乾燥させる方法として自然乾燥と人工乾燥があります。

自然乾燥とは天燃乾燥とも呼ばれ、自然の太陽や風によって乾燥させることを指します。人工乾燥とは木材乾燥機と呼ばれる機械を使うことによって乾燥させることを指します。

自然乾燥材へのこだわり

人工乾燥の長所とは自然乾燥に比べて大幅な時間の短縮や十分な含水率の低下が可能になることです また含水率の低下によって割れる、反る、縮むなどの現象が起こりにくくなります。上記の理由によって人工乾燥材の使用頻度も増えていると思います。

ただし人工乾燥の短所として木材乾燥機によって温度と湿度を調整して強制的に乾燥させる為に 水分と共に木の油成分つまり木のツヤと呼ばれるものも抜けてしまうことがあげられます。

木材になった後も水分の放出吸湿をおこなっていることから木は生きものだといえます 木材になっても生きている木を機械によって強制的に乾燥させたものが よいものだといえるでしょうか?

弊社は日本の風土で育った国産材を自然の太陽や風によって乾燥させたものが一番よい木材だと考えております。

よって乾燥材においては自然乾燥材を強くお奨め致します また自然乾燥における割れる、反る、縮むなどの対策として 長期間自然乾燥してある地松を仕上げ寸法に挽き直すことによって 割れや狂いが最大限生じないように努力を施して納材致します。

弊社のこだわり

弊社では松の丸太を仕入する際、赤みの多い材や目細材をできる限り揃える様にしております。

これは赤みの多い材については腐食や虫食いも少なく、木材の強度も高いからです。同様に目細材に関しても木材の強度が高く、乾燥による材の変化も少ないです。

また、弊社では数多くの樹種を取り揃えており、製材可能な長さも12mまでと長尺材にも対応可能です。

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